体幹リセットダイエットの効果とは？正しいやり方を知って体のクセを治そう

2022年5月7日

体幹リセットダイエットの効果や、やり方について解説します。体幹リセットダイエットではハードな運動は必要ありません。また1日5分エクササイズをするだけです。そのため運動の時間がなかなかとれない人やテレワークの間の気分転換にもおすすめします。

質問

テレワークで在宅勤務になったため運動不足と体型のゆるみが気になる20代後半女性です。以前は月曜日から金曜日まで会社に1時間ほどかけて出勤していました。しかし、わが社でも世の中の流れに従い週4は在宅勤務となりました。

週に1度は出社しているためまったく動かない生活ではないはずなのですが、在宅勤務が多いので気が緩んでいるせいか最近、体がゆるんできているように思います。

他にも在宅勤務になってから、出社しているときよりも一日中座っている時間が増えたため下半身がむくむように感じ、とくに足のむくみが気になります。

ダイエットしなければ動かなければと思いネットヨガやネットで見た筋トレなども試してみましたが、長続きしませんでした。またスポーツジムにでも通えればと思うのですが、どうしてもためらわれます。

このままいくとどんどん体形が崩れていきそうで怖いというのが本音です。

しかしハードな食事制限や運動は苦手なため、できれば避けたいと思っています。そして欲を言えば、仕事の合間の休憩に軽い運動という形で何かできればさらに良いと思っています。そんなわがままが叶うダイエット方法はありますか。

回答

お仕事がほぼテレワークに変更ということで、出社されていたときよりも運動不足であると感じていらっしゃるようですね。

ハードな食事制限やハードな運動は避けたい、そして仕事の合間にできてダイエット効果があり、足のむくみもとれるエクササイズを希望とのことですので、体幹リセットダイエットをおすすめしたいと思います。

体幹リセットダイエットとは体幹を鍛えて筋肉を増やし基礎代謝を上げて、痩せやすい体をつくるダイエット方法のことです。体幹リセットダイエットをすれば女性らしい体のラインになる以外にも冷えや体のむくみにも効果があり、胃腸の調子も整ってくるという効果も期待できます。

そんな体感リセットダイエットのルールは3つです。1つ目は「エクササイズの1から5までを必ず順番通りに行うこと」2つ目は「1日に2セット以上行わないこと」3つ目は「最初の2週間は毎日続けて行うこと」になります。

特にルールの2つ目は早く基礎代謝を上げようと1日に何セットも繰り返し行ってしまうとかえって筋肉が刺激に慣れてしまい、鍛えられなくなってしまうので気を付けてください。

体幹リセットダイエットのエクササイズ

体幹リセットダイエットの5つのエクササイズ方法です。

「エクササイズ1」

うつ伏せになって両手を頭の後ろに当てるようにします。
みぞおちと両足を床から浮かしましょう。
胸を張るように意識して、顎は引きます。
足を閉じるようにして10秒押し合いましょう。
左右の足を交互にして外側に10秒押し合いましょう。

4と5を交互に3セット行ってください。

「エクササイズ2」

うつ伏せになって両手を床につけます。そしてその上に顎を乗せます。
両足同士をクロスさせましょう。そして膝を開き、足首同士を引っ張り合うようにします。
太ももと膝を床から浮かせます。そしてその状態を6秒キープしましょう。
この6秒キープを10セット行ってください。

「エクササイズ3」

椅子に座って背筋を伸ばします。
椅子の脇を掴んで胸をしっかりと張ります。
右のお尻を意識しながら持ち上げてこの姿勢を3秒キープしましょう。
この動作を10回連続で行ってください。
次に左のお尻を意識しながら持ち上げてこの姿勢を3秒キープします。
この動作を10回連続で行ってください。

「エクササイズ4」

背筋を伸ばして椅子に座り上半身を前に倒しましょう。
そのままの姿勢で両肘を掴み膝の上に乗せます。
背筋がまっすぐになるように意識しながら、両腕を上げ頭の上まで動かします。その姿勢を6秒キープしましょう。
この動作を10回繰り返してください。

「エクササイズ5」

足を腰幅程度に開きます。そして、ゆっくりとしゃがみます。
両手を床に置いて、かかとが浮かないようにします。
3秒かけて立ち上がります。そして、つま先立ちになって万歳しましょう。
今度は3秒かけてしゃがみましょう。

3と4を10セット行ってください。

体幹リセットダイエットのやり方は以上です。先にも言いましたが最初の2週間は毎日続けて行いましょう。3週間目から週に3日でOKです。だいたい2ヵ月ほどで筋肉がつき始めますが、ぶれない体幹を作るには3ヵ月は続けてください。

また、このダイエット方法と一緒に脂質や糖質を控え、たんぱく質を多くとるような食生活を送られることもおすすめいたします。

監修者