上に引っ張ってもリフトアップにならない!?30代からの顔マッサージ
教えてくれたウェルネスプロ

ビューティープランナー

野村純子さん

30代にもなると、シワやたるみが目立ち始めて「たまにはマッサージでも」という気にもなってきますよね。ところが自己流でやみくもに皮膚を引っ張ったり、伸ばしたりするのは、かえってダメージになりかねません。
エステティシャンでもある筆者が、30代からのお肌におすすめのセルフケアとして、簡単やさしいマッサージ法をお伝えします。

「下から上へ」は逆効果!?マッサージの方法

シワやたるみが気になる時に、必死に目の横を引っ張り上げるようなマッサージをしていませんか?まさに、今にも切れそうなパンツのゴムを思いっきり引き伸ばして履くようなもの。

脚のマッサージをする場合に「下から上へ」とよく言われるのは、末端である足先から脚の付け根にあるリンパ節を目指し、胴体へと戻っていく静脈の流れを後押ししたいからです。

お顔にはお顔のリンパ節がありますので、目がキツネ目になってしまうほど必死に「下から上」と引っ張るよりも、「最寄りのリンパ節へ」が一般的。
血流は頚部が橋渡しとなって、頭部と胴体を行き来していますので、肩首やデコルテケアも重要になります。

たるみ始めた皮膚は外的な力で引っ張らないこと、摩擦にならないようなケアをすることを心がけましょう。

ネイルが長くてもできちゃう!簡単やさしいマッサージ

マッサージを行う時には、手のひらや指のはらを使うことが多いですよね。皮膚を傷つけないように爪を短く整えておくことはエステティシャンにとってはマストなのですが、おうちでセルフケアをしたい方の中にはネイルを楽しまれていることも少なくないでしょう。

そこで今回ご提案するのは、両手を握った状態で赤丸印部分を使ってマッサージする方法です。これならある程度までのネイルは気にならないし、指のはらを使うとついグリグリと引っ張りがちなマッサージも回避できますよ。

(1)耳の付け根から肩の方へ、こぶしを軽く押し付けてじわ~っとゆっくり滑らせます。
同じラインばかりではなく角度を変え、鎖骨の方へも運びましょう。肩こりさんは作業のスキマ時間にできそうですね。

(2)次に、左右のこぶしをアゴにぴたっと当てたまま、滑らせることなくその場で小さな5重丸を描きます。

(3)こぶしは隣に移動して、また同じように丸を描き、この繰り返しで1コマずつお顔全体に円を描きながら、最後は耳の前まで持っていくイメージです。

擦る刺激はないのでクリーム類は不要ですが、洗顔後等に行う場合は普段のスキンケアをたっぷり塗ってからマッサージすれば一石二鳥ですね。

5分も続けていると、お顔に残った余韻が心地よく、むくみやくすみだけでなく、疲れ目が気になる方にもおすすめです。

いかがでしたか?難しいツボの場所を押し当てることもなく、クリームやオイルも要らないマッサージ。

お肌の機能が正常に働けば、美肌作りにもつながります。そのためには血流がスムーズであることが欠かせません。
ピンポイントにシワやたるみを引っ張っても、形状記憶にはならないので、余計な負担をかけないほうがいいと考えられています。
ぜひお試しくださいね。

教えてくれたウェルネスプロ

ビューティープランナー
野村純子さん

エステティシャン歴25年、美容専門学校教員歴10年。
愛知県尾張旭市内でアロマ&エステSalon de Shunaを運営し、美顔や痩身のエステを提供したり、美容専門スクールなどでエステティシャンを養成、Webライターとしても活動しています。
皆さまの心と身体はもちろん、ライフスタイルに寄り添いながらアドバイスを行っています。

◆Instagram
@esthe_shuna
◆HPリンク
https://shuna.business.site
◆ブログ
https://ameblo.jp/salon-shuna
◆YouTubeチャンネル「美肌専門学校」
https://www.youtube.com/channel/UCC9QLeXHPHNFVXhk0FvGHOg

資格:日本エステティック業協会認定講師、インターナショナルエステティシャン、日本化粧品検定1級、アロマテラピーインストラクター

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