始めましょう、フェミニンケア。大切なデリケートゾーンのケア方法を専門家さんに聞きました。
教えてくれたウェルネスプロ

保健師

蔵多のり子さん

「フェムテック」「フェムケア」など、女性の健康課題の解決に注目度が高まっていますね。そのうちの大切なケアの一つがデリケートゾーンのケア=フェミニンケア。その専門家として長く女性に寄り添ってきた蔵多のり子さんにケアのコツなどを伺う連載です。

フェミニンケア
1. 始めましょう、フェミニンケア。大切なデリケートゾーンのケア方法を専門家さんに聞きました。
今回はここ

2. 洗いすぎはNG!文字通りデリケートな場所なので、正しい洗い方で優しく接してください。

3. 自分のデリケートゾーンと向き合う勇気が毎日を快適に!

4. 生理中の煩わしさを解決してくれるフェムテック商品「月経カップ」

人生100年時代、健やかに過ごすためのキーワードはデリケートゾーンのケア

つい最近まで語るのも恥ずかしいとされてきたデリケートゾーン(膣まわり)のケアですが、首都圏の百貨店ではケア関連の展示会や専用コーナーができるなど、女性の美と健康を守る大切な分野として認知され始めています。

子宮、卵巣、腟といった女性器は、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの作用を強く受けています。エストロゲンが減少すると顔にシミやしわが現れてくるように、腟も加齢に伴い様々な影響が出てきます。

腟内は潤いがなくなり乾燥して、腟壁や外陰部は弾力のないペラペラな状態になり、傷つきやすく、かゆみ、におい、性交痛、ゆるみや尿漏れや子宮脱のほか、更年期障害といったトラブルを引き起こします。

女性ホルモンが特に減少し始める40代から、女性は自分の体と向き合い、これまで以上に丁寧に扱うことが大切です。デリケートゾーンの正しい洗い方、マッサージ、保湿をすることで、エストロゲンの減少を緩やかにし、膣周りが柔らかくなることで女性特有のトラブルを防いでくれます。さらに、精神的な安らぎを感じながら過ごすことができるようになります。

デリケートゾーンのケアはまず見ること、さわることから始めましょう

多くの方は毎日、自分の顔を鏡で見て、触れてコンディションを確認していると思います。それと同じようにデリケートゾーンも見て、触れて、ご自身の膣や外陰部の形状や仕組みを把握してほしいのです。性器を見るとドキッとするかもしれませんが、色や形は一人ひとり異なっていて当然、比べるものでもありません。

さわるときはやさしく、清潔な指で内部の弾力や構造を確かめてください。また、さわることは「セルフプレジャー 」(マスターベーション)にもつながり、オキシトシン=別名「幸せホルモン」の分泌を促すため、ストレス解消や安眠効果によって、心身の健康や美容に与える効果も期待されます。年齢は関係ありません。90歳で実践している方はとても若々しくお元気です。

私自身、見ることさわることに迷いがありました。でも、ケアを初めて3カ月くらいすると膣内が潤い、柔らかくなりました。同時にまわりから「優しい雰囲気になった」「肌がきれいになった」といわれるようになり、ケアの有効性を実感しました。

体験者の方からも同様の感想を多くいただいています。デリケートゾーンのケアを通して自分の体を知ると「自分の体は自分のものだ」と再認識でき、愛おしくなると思います。

教えてくれたウェルネスプロ

保健師
蔵多のり子さん

一般社団法人まちの保健室(神奈川県鎌倉市)代表理事 
保健師、養護教諭1級、看護師 シニアメノポーズカウンセラー
HOY HAND ACADEMY 整体コース及びリクレクソロジー終了
バンコク ワットポー・タイ古式マッサージ取得
ティラヴィ アカデミー卒業 マザーズタッチセラピスト取得
音声心理士 日本抗加齢医学会会員

一般社団法人まちの保健室 公式ホームページ
https://mn-hokenshitsu.or.jp/

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