生理中の煩わしさを解決してくれるフェムテック商品「月経カップ」
教えてくれたウェルネスプロ

保健師

蔵多のり子さん

「月経カップ」は近年欧米を中心に流行し、ナプキン、タンポンに次ぐ第三の生理用品ともいわれ、日本でもじわじわと人気が出てきています。使ってみたいけどちょっとこわい、使い方がわからなくて不安…という声も多く聞きます。そこで、フェミニンケアの専門家さんに使い方やメリット・デメリットなどを教えていただきました。

フェミニンケア
1. 始めましょう、フェミニンケア。大切なデリケートゾーンのケア方法を専門家さんに聞きました。

2. 洗いすぎはNG!文字通りデリケートな場所なので、正しい洗い方で優しく接してください。

3. 自分のデリケートゾーンと向き合う勇気が毎日を快適に!

4. 生理中の煩わしさを解決してくれるフェムテック商品「月経カップ」
今回はここ

生理の不快感を一気に軽減。環境にもやさしくSDGs的にもおすすめ

「月経カップ」は、膣内に直接挿入して経血をためる医療用シリコンなどを使用したカップです。生理中の不快感を軽減することに加え、繰り返し使えるため環境へのやさしさでも注目を集めています。アメリカの大学では無料配布をするほど。アジア人向けサイズに合わせた日本製が開発され、知名度が上がってきました。

パッケージも可愛くて気持ちが弾む月経カップ
蔵多さんのおすすめはアジア人女性向けに台湾人女性が開発したこの「フルムーンガール」

ゴミがでないことや費用負担が減ることも大きな魅力。女性の生理は約39年間、468回。1回に平均20枚の生理用品を使用すると、一生で10,000個近いナプキンやタンポンを使っていることになります。
「月経カップ」は洗って再利用できるため、初回は平均5,000円程度掛かりますが、5、6年間は新たに買い足す必要が無く、1回の生理に換算すると100円程度というコスパの良さ。災害用の避難用品に一つ入れておきたいアイテムです。

タンポンやナプキンとの違いは?「月経カップ」はメリット満載!

「月経カップ」は、長時間の利用が可能となっています(メーカーは4~6時間での交換を推奨)。忙しくて交換する時間が取れないとき、夜、ゆっくり寝たいときなどにもぴったりです。

さらに、タンポンのような紐がないので清潔、気になるニオイがしないことも嬉しい限り。経血やナプキンによって蒸れやすくなっているデリケートゾーンは、通気性が悪くなり、陰部のかぶれなどを引き起こします。

「月経カップ」の場合ナプキンを使用する必要性がほぼないため、月経時の肌トラブルを防ぐことができます。また、ナプキンの吸収材に含まれる化学物質が膣から吸収される危険性も回避されます。交換の度に出血量を確認できるので健康状態を知ることができます。

デメリットは出し入れの難しさと職場や外出先などでの取り扱い。

使用方法は、石鹸でよく洗った手でカップを折り、コンパクトにまとめます。次に膣の中にセットし、広がったことが確認できれば完了です。カップを取り換える際には中の経血を便器に捨てて、トイレットペーパーなどで拭くか、流水で洗います(メーカーや商品により異なります)。

スムーズに出し入れするためには慣れが必要です。自分の手で膣を触って開き、出し入れするので、膣やデリケートゾーンを恥ずかしい、自分で見たこともないという方には、健康管理の一環として見たり触れたりすることで抵抗感をなくしてほしいと思います。

日本ではまだまだ馴染みのない生理用品ですが、一度使用すると生理に振り回されずに快適な日常生活を送れるようになったという女性が増えています。あなたのライフスタイルに「月経カップ」を取り入れてみてください。

教えてくれたウェルネスプロ

保健師
蔵多のり子さん

一般社団法人まちの保健室(神奈川県鎌倉市)代表理事 
保健師、養護教諭1級、看護師 シニアメノポーズカウンセラー
HOY HAND ACADEMY 整体コース及びリクレクソロジー終了
バンコク ワットポー・タイ古式マッサージ取得
ティラヴィ アカデミー卒業 マザーズタッチセラピスト取得
音声心理士 日本抗加齢医学会会員

一般社団法人まちの保健室 公式ホームページ
https://mn-hokenshitsu.or.jp/

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