「良かれと思って」が裏目に出てない?子どもの気持ちを潰してしまうNG行為5選

良かれと思ってついつい意見を言いすぎてしまうと、子どものやる気や自信を奪ってしまう結果になることも。

この記事では、ついついやってしまいがちな「過干渉行動」についてご紹介したいと思います。

「子どもが引っ込み思案で自信がない」
「何をやらせてもやる気がない」

こんなことでお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

良かれと思ってやっている子どもへの過干渉

親は、子どものやる気を引き出すために、良かれと思ってさまざまな行動をしてしまうものです。なかには、子どものやる気を奪っている行動もあるので、子どもへの過干渉は注意する必要があります。

以下で紹介する5選は、子どもへの過干渉の代表的なパターンです。詳しく見ていきましょう。

ご褒美で子どもを釣っている

ご褒美を子どもに渡す際は、「やる気を出して欲しいとき」と「褒めてあげたいとき」の2つのパターンがあります。

ただし、周囲が何も言わずとも、子どもがやる気になり、もくもくと集中している時に、ご褒美をあげるのは注意が必要です。

ご褒美をあげすぎてしまうと、「見返りがないと行動しない」悪習慣がついてしまうことも。

子どもが自ら行動している状態のときにご褒美を上げると、やる気を奪ってしまうこともあるので注意をしてくださいね。

子どもがやる気をだしているときは、言葉で褒めてあげるだけで充分です。

子どもの行動に口を出す

子どものためを思って「あれもこれもやってあげる」過保護な行動を先回り育児と言います。先回り育児には無意識に行っている行為もあり、以下で紹介する行動が当てはまる方は要注意です。

  • 忘れ物をさせないように声をかける
  • 子どもの意見を聞かずに誘導する
  • 遊びや勉強に口をだす
  • おもちゃや服の好みを決めつけてします

上記で紹介した内容は、子どものことを考えて伝えているケースが多く、全て行動しないのは難しいでしょう。まずは一つずつ減らせる行動から実践してみてください。

遊び方や習い事を親が決める

親から見て「引っ込み思案」な子どもに対して、遊び方や習い事を決めるパターンも注意が必要です。

「みんなの輪に入って遊んで欲しい」という親の思いと、子どもの考えが一致していない際に見られます。例えば子どもが「砂遊びをしたい」と伝えているのに、親が絵本を読むように促すことが該当します。

親が良いと思ったことをすすめている

親が子どもにやってしまう過干渉のパターンで多いのが、「親が良いと思ったことをすすめる」です。以下で該当するパターンが当てはまるので、詳しく見ていきましょう。

  • 親が着せたい服を着せている
  • 親が習わせたい習い事を強要している
  • 遊ぶ友達を指定している
  • 食べたいものを禁止する

上記の内容を見てみると、子どもの意見を否定し、親が良かれと思って進めているのがわかります。子どもの意見を汲み取る姿勢も大切です。

親の言うことを聞かないと責める

子どもを叱る際に「ママ(パパ)の言うことを聞かなかったから失敗したの」と叱った経験はありませんか?

親の言ったことを聞かなかったから失敗したという言葉は、子どもが自分の意思をもつことを控える発言になるリスクがあります。

叱る際は、「なぜ失敗したのか」「こうすると失敗しなかったよ」と子どもにもわかるように伝える必要があります。

「良かれと思って」を止めるには?

「良かれと思って」を止めるには、以下で紹介する4つの手段を試してみてください。親が知らずに過干渉しているパターンが多いため、まずは子どもの意思を尊重することが大切です。

子どもの意思を尊重する

子どもの意思を汲み取らず、親の考えや経験を押し付けてしまうことで、過干渉につながります。子どもは、親が言ったことが正しいという判断しかできません。

そのため、子どもがやりたいと発言している内容や、やりたい行動などの意思をしっかりと受け入れる必要があります。

子どもの意見を尊重することで、良かれと思った行動を制御できるようになるでしょう。

価値観の違いを認める

子どもと親では、生きてきた年数や経験が違います。子どもと同じ価値観をもつことは難しいため、価値観が違うことを認識することが大切です。

価値観が違うと認識することで、子どもの発言や行動も納得できるでしょう。

子どもを肯定する

子どもが発言した内容を否定し、親の発言が正しいと子どもが認識すると、親の前だけ良い子になる可能性があります。

習い事や遊び方を子どもが提案してきたら、まずは肯定することからはじめてください。子どもには、失敗も経験させることも大切です。

まずは肯定し、色々な経験をさせるようにしていきましょう。

ご褒美はほどほどに

ご褒美は、外発的動機付けと説明しました。ご褒美をあげても短期的にしか子どもはやる気にならないため、あげるタイミング・頻度を適度に設定しましょう。

ご褒美の頻度が高まると、ご褒美がないと行動しない子どもへと成長する恐れがあります。言葉で褒めてあげるだけでも、子どもは「親から認めてもらえた」「嬉しい」と感じます。

言葉とご褒美のバランスを適度に保つことが重要です。

まとめ

子どもに対する過干渉は、親の「良かれと思って」という気持ちが引き起こす行動のひとつです。過干渉が起きてしまう原因は以下の通りです。

  • ご褒美で子どもを釣っている
  • 子どもの行動に口を出す
  • 遊び方や習い事を親が決める
  • 親が良いと思ったことをすすめている
  • 親の言うことを聞かないと責める

また、親の良かれと思ってを止めるには「子どもの意思を尊重する」「価値観の違いを認める」「子どもを肯定する」「ご褒美はほどほどにする」ことが大切です。

明日からでも実施できる内容ですので、できそうな行動から実践してみてください。

監修者

松本 園美

保有資格:看護師・メンタル心理カウンセラー

経歴:看護師資格取得後、介護や身体障害者のケアに興味を持ち、老人ホームに勤務する。
勤務中に東日本大震災で被災者となるが、被災地で施設を津波で流されてしまい  受け入れ先が無い高齢者やその家族の相談業務を経てから、カウンセラーの資格を取得する。
現在は、保育園看護師として勤務している。主に健康相談や子供の健康管理の対応をしている。
又、女性の転職や恋愛の悩みについて、SNSで相談と助言を行っている。

ふわっと。編集部のおすすめ記事