リモートワークで部下を育成するには?オンラインでも心を掴む心理テクニック3選

「リモートだと会話がしづらい」
「部下に正しく意図が伝わっていない?」
「一方通行のような感じがする」

このように悩んでいませんか?

近年、在宅勤務の人が増え、オンラインでのコミュニケーションツールを使う頻度が増えてきました。それに伴い、上司部下の間で心理的なすれ違いが発生し、ストレスが生じている例もあります。

今回は、リモートにおける心理を紹介します。心理学をつかった、部下の心をつかむテクニックについても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

リモート環境で部下に気持ちが伝わらない原因

通常のコミュニケーションでは、言葉に加え、表情や仕草・態度を使ってコミュニケーションを行います。

しかし、リモートだと言語でしかコミュニケーションがとれないため、自分の本心とは違う気持ちが伝わる可能性があります。そのため、言葉選びなどには細心の注意を払う必要があります。

リモート環境の部下の心理状態

リモート環境での部下の心理状態は、以下のようになります。

  • 上司のチャットの指示が冷たく感じた
  • 「上司は怒っているのかも」と不安になる
  • 急かされるように仕事をしている
  • Zoomが起動した状態で働かされると、ずっと監視されている気分
  • 息抜きができない

相手の表情が見えない分、冷たく感じる場合もあり、「上司が怒っているのではないか?」と不安になる部下もいるので、リモート環境下の心理状態を考えて、コミュニケーションをとる必要がありそうです。

リモートワークで部下の退職者が増えている理由

リモートワークで退職者が増えているのは、以下の理由が考えられます。

  • 非対面のやりとりは、相手の気持ちがわかりにくく不安 
  • 上司や同僚から仕事をさぼっていると思われていないか不安
  • 出社する同僚の業務負担が増えていないか不安
  • 対面時とチャット時の温度差で疑心暗鬼になる

上述した部下の心理状態が退職理由にも繋がっています。特に、コミュニケーションがとれず不安な気持ちになると退職を考えやすくなるようです。

部下の心理状態を把握したうえで、不安な気持ちにさせない配慮が必要になります。次項では、部下に配慮し、心理的ストレスを緩和する方法について紹介します。

リモート下では部下に余計な心理的ストレスをかけない

リモート環境でコミュニケーションによるストレスを減らすには、余計な心理的ストレスをかけないことが大切です。ストレスをかけないために、3つの心理テクニックを使ってみましょう。

  • ミラーリング
  • マッチング
  • バックトラッキング

それぞれ順番に解説します。

リモートで部下に使える心理テクニック①ミラーリング

リモートで部下と1対1のコミュニケーションをとる際は、「ミラーリング」が有効です。

ミラーリングとは、相手の動きをそのまま鏡に写したように真似をするテクニックを指します。このテクニックには、自分と同様の仕草や行動をする人に好感を持たせる心理効果があります。

例えば、一緒の時間を共有したあとに「この人、自分と似ている」と感じると、気になる存在になったことはありませんか?人は自分と似ている人に対して、好意を持つものです。

ミラーリングは、オフラインであればかなり有効ですが、オンラインではタイムラグもありミスマッチングする可能性もあります。

ただし、オンラインでもZoom会議のような1対1で顔を合わせる場面では、相手のちょっとした仕草を真似してみましょう。ただし、やり過ぎは禁物ですよ。

リモートで部下に使える心理テクニック②マッチング

部下と1対1でコミュニケーションをとる際は、「マッチング」も有効です。マッチングとは、言語的、非言語的に相手と合わせるテクニックのことです。相手と気持ちを合わせることで、部下からの信頼を得ることが可能です。

このテクニックを使う際のポイントは、言葉はもちろん相手との話すペースも合わせることです。話すペースが遅いからといって、相手の話をさえぎって自分の話をしてはいけません。

部下に信頼してもらうためにも、話を聞く際はマッチングを意識してみてください。

リモートで部下に使える心理テクニック③バックトラッキング

部下と1対1で電話する際は、「バックトラッキング」が有効です。バックトラッキングとは、相手が話した単語や文章をそのまま繰り返すテクニックのことです。言葉を繰り返すことで「しっかり話を聞いてもらっている」と相手に伝わるため、安心感を与えられます。

話していてもなんの反応が見られず、不安を感じた経験のある人も多いのではないでしょうか?話す側は、相槌があるだけでも話しやすくなります。

しかし、リモート下では「うん、うん」と相槌を打つだけだと、本当に話を聞いているのかなと不安に感じてしまいます。相手の単語や文章を繰り返すバックトラッキングを使って、部下との信頼関係を築きましょう。

リモートで部下に使える心理学を利用してリモートワークを乗りきろう

リモート環境だと、言語でしかコミュニケーションがとれないため、正しく感情が伝わらない可能性があります。間違った感情が部下に伝わると、怒っているのでは?と不安になるので、ここで紹介した心理学テクニックを使って、歩調を合わせてみてはいかがでしょうか。

監修者

松本 園美

保有資格:看護師・メンタル心理カウンセラー

経歴:看護師資格取得後、介護や身体障害者のケアに興味を持ち、老人ホームに勤務する。
勤務中に東日本大震災で被災者となるが、被災地で施設を津波で流されてしまい  受け入れ先が無い高齢者やその家族の相談業務を経てから、カウンセラーの資格を取得する。
現在は、保育園看護師として勤務している。主に健康相談や子供の健康管理の対応をしている。
又、女性の転職や恋愛の悩みについて、SNSで相談と助言を行っている。

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