【漢方的視点】秋は体内の潤い不足から起こる「全身の乾燥」に腸ケアを!
教えてくれたウェルネスプロ

SPILA TEA TOKYO 代表
前弥恵さん

漢方カウンセラー 
登録販売者 JSFCA紅茶マイスター

季節が移り変わり、すっかり秋が深まりつつある10月。
一年で最も過ごしやすい季節になりました。

漢方では秋は「肺」が弱りやすく、無性に悲しく自然と泣きたくなる季節です。これは腸を始め、全身が乾燥していることが原因です。

外気が乾燥してくると、肌の乾燥や咳などの不調を感じやすくなりますが、この状態を漢方では「肺陰虚(はいいんきょ)」といいます。

陰虚(いんきょ)とは、体内の潤いである「水(すい)」が不足している状態。体液や汗、唾液や胃液、腸液、尿といった全ての水分のことです。
鏡で自分の舌を見てみましょう。舌全体に赤みがあって、苔がなく、亀裂が入った状態の人は、陰虚タイプです。体内の水分が不足している状態なのです。

漢方では「肺」と「大腸」はつながっています。
肺の水分が足りなくなってくると、大腸にも影響が出てきます。
ウサギのようなコロコロとした便が出てきたら腸が乾燥しているサイン。また、トイレのタイミングがズレてきたり、便が黒く臭く感じるようであれば、大腸が弱ってきています。
こうした腸内環境の悪化は、ストレスを感じやすくするだけでなく、免疫までも低下させてしまうので要注意です。

広告

KIRINの研究グループが発見。注意力対策とお腹周りの脂肪対策

この時期プラスした方が良い生薬

「松の実」

松の実は体の乾燥を潤す働きがあるため、空咳やコロコロ便秘の方にもおすすめの生薬です。肌や髪の毛に潤いを与え、滋養強壮の効果も高く、エイジング効果もあります。そのままポリポリと食べてもよし、炒め物に入れたり、サラダのトッピングに入れてもアクセントになって美味しいですよ。

腸内環境を良くするためのポイントをお伝えします。

1)体を潤す食材を取り入れる

先月もお伝えした通り、腸内環境を整えるには、わかめやごぼう、さつまいもといった食物繊維が豊富な食材の他、腸内細菌を増やす納豆、味噌汁、ぬか漬けなどもおすすめです。
逆に生姜、胡椒、唐辛子といった香辛料は体を乾燥させやすくするので、特に陰虚タイプの方は控えましょう。

2)腸マッサージをしよう!

お腹を触ったら硬い・・・なんてことはありませんか?
これは腸のぜん動運動が弱まっているサインです。
お風呂の中やベットの中で、深呼吸しながらリラックスした状態で、お腹を「の」の字にマッサージしましょう。腸の動きを良くすることで、自律神経のバランスも整い、便秘やだるさなども改善してきます。

3)水分をしっかり摂る

水分はこまめに摂りましょう。特に陰虚タイプの方は一気に水分を飲むのはNGです。体内に必要な水分を巡らせる力が弱くなっているので、かえって体を冷やしてしまいます。陰虚は冷えからきているので、水分は温かいお茶で取るようにしましょう。
ガブガブ飲むのではなく、ゆっくりリラックスして飲むことをおすすめします。

10月は乾燥の季節。カラカラに乾いた干物女にならないように、ミネラルたっぷりの和漢茶を飲んで、ツヤのある女性を目指しましょう!

おすすめのお茶

「和漢菊花ルイボス」

和漢素材が20種類入ったベースティーに菊花とグリーンルイボスをブレンド。
グリーンルイボスは、発酵工程を行わないため、栄養価が高く、抗酸化作用のある「フラボノイド」という成分は従来のルイボスティーの10倍以上!また、「菊花」は漢方で「明目」と言われるように、目の疲れやドライアイなど目のトラブルに働きかけます。煎茶に似た苦味があり、すっきりとした飲み口です(写真は菊花イメージです)。
教えてくれたウェルネスプロ

SPILA TEA TOKYO 代表
前弥恵さん

漢方カウンセラー 
登録販売者 JSFCA紅茶マイスター

〈プロフィール〉
自動車ディーラーで秘書業務、教育会社の営業、ビジネスマナー講師を経て、2019年「漢方をもっと美味しく、スタイリッシュに」というコンセプトで和漢茶専門店「SPILA TEA TOKYO」をオープン。

LINEやオンラインで漢方カウンセリングを行いながら、薬に頼らない健康づくりを提案している。

11月1日に渋谷・代々木上原で和漢蒸しサロン「Fika Lycka(フィーカリュッカ)」をOPEN。

◆オンラインショップ
https://www.spilatea.co.jp/

◆Instagram
https://www.instagram.com/spilateatokyo/

◆LINE
https://lin.ee/j1xOPA9

ふわっと。編集部のおすすめ記事