【漢方的視点】冬は「閉蔵」の季節。腎のケアでホルモンバランスを整えよう!
教えてくれたウェルネスプロ

SPILA TEA TOKYO 代表
前弥恵さん

漢方カウンセラー 
登録販売者 JSFCA紅茶マイスター

11月上旬の立冬から暦の上では冬が始まります。漢方では、寒くなると「閉蔵(へいぞう)」といって、体に食べ物を溜め込みやすくなります。これは体の中の遺伝子が「寒い季節は暖かい季節に比べて食べ物が少なくなる!」と判断するからだそうです。人間の本能って動物と一緒なんですね。

さて、この時期は秋から続いてきた乾燥に寒さが加わり、「肺」に加えて「腎」のケアも必要になります。

この時期プラスした方が良い漢方

「枸杞子(くこし)」

中国では滋養強壮に良いとされ、「不老長寿の薬」とも言われる枸杞の実(くこのみ)。最近では「コジベリー」といってスーパーフードとしても人気があります。枸杞子はポリフェノールなどの豊富な栄養が含まれており、肝や腎の働きもよくすると言われています。お茶に浮かべたり、ヨーグルトやお鍋に入れても楽しめます。

腎ケアでホルモンバランスをコントロール

腎は水分代謝を整える働きの他、ホルモンバランスをコントロールするところでもあります。

特に生理周期が不安定な方や生理痛がひどい方は、腎が冷えている可能性が大きいです。

東洋医学で腎は「腎陽(じんよう)」と言って、体をポカポカと温める湯たんぽのような働きがあると考えられています。ですから、「年齢を重ねる」「体力が低下する」などして腎機能が低下してくると、体が冷えやすくなったり、寒さを感じやすくなるのはそのためです。

腎を元気にしてあげるポイントは、まず、体を温めることです。
腎は背中の下の方に、そら豆のような形をして左右に2つあります。

寒くなってから特に疲れやすくなったり、生理痛がひどい方は、この腎を温めてあげましょう。

温めるには簡単に手作りできる「小豆カイロ」がおすすめです

市販でも売っていますが、お家で簡単に作れます。
まず、布の巾着袋に小豆を200gほど入れ、電子レンジで1分ほど温めるだけ!あっという間に小豆カイロの出来上がり。それを背中に当てたり、目が疲れたら目に当てたりすると、小豆から出てくる蒸気がじんわりと温めてくれます。

私はそこに好きな生薬をブレンドして、自分だけのオリジナル小豆カイロを作っています。
ぜひご自宅にあるハーブやポプリなどを入れて、香りを楽しみながら温活できる、自分だけの小豆カイロを作ってみてください。

今年の冬は早めの腎ケアで、風邪にも負けない体づくりをしましょう。

おすすめのお茶

「和漢ルイボスミント」

和漢素材が20種類入ったベースティーにルイボスミントをブレンド。
南アフリカでは〝不老長寿のお茶〟として愛飲されてルイボスティーに、爽やかな香りのペパーミントをプラス。豊富なビタミンやミネラルが、内側から輝く美しさをサポートします(写真はイメージです)。

教えてくれたウェルネスプロ

SPILA TEA TOKYO 代表
前弥恵さん

漢方カウンセラー 
登録販売者 JSFCA紅茶マイスター

〈プロフィール〉
自動車ディーラーで秘書業務、教育会社の営業、ビジネスマナー講師を経て、2019年「漢方をもっと美味しく、スタイリッシュに」というコンセプトで和漢茶専門店「SPILA TEA TOKYO」をオープン。

LINEやオンラインで漢方カウンセリングを行いながら、薬に頼らない健康づくりを提案している。

11月1日に渋谷・代々木上原で和漢蒸しサロン「Fika Lycka(フィーカリュッカ)」をOPEN。

◆オンラインショップ
https://www.spilatea.co.jp/

◆Instagram
https://www.instagram.com/spilateatokyo/

◆LINE
https://lin.ee/j1xOPA9

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