反り腰が身体に及ぼす影響とは?セルフチェックしてボディの改善を目指そう!

反り腰とは何かそして、反り腰が体に及ぼす影響を解説します。更に、セルフチェックの方法と反り腰を改善するための、短時間で簡単にできるストレッチの方法を専門家がお答えします。反り腰を改善して正しい姿勢を手に入れ、体の不調を改善しましょう。

質問 反り腰は腰痛の原因になりますか?

20代後半の女性です。新宿に本社がある会社で働いています。オフィスワークなので、1日中イスに座って、パソコンで作業することが多いです。そのせいか腰痛に悩んでいます。

腰痛がつらい時は、仕事帰りに時々、友達とマッサージに行きます。マッサージが終わると腰痛は収まっているのですが、その場限りで、根本的な解決にはなっていない気がします。

何か運動でもすればいいのかもしれませんが、なかなか時間が取れません。ハードな運動は苦手ですが、ヨガやストレッチならやってみたいなと思っています。

お昼休みに同僚と話をしている時に腰が痛いと言うと、「それは、反り腰が原因なんじゃない?」と言われました。

「反り腰」という言葉は初めて聞きました。それは何ですか?そのままにしておくと、何か体に悪い影響はありますか?また、反り腰かどうか自分でチェックする方法があれば教えてください。

そして、もし反り腰だった場合、それを解消するためのエクササイズなどがあれば教えて欲しいです。でも、あまり時間が取れないので、短時間で簡単に出来るものがあれば嬉しいです。

回答 はい、反り腰は腰痛の原因になります。

オフィスで働く女性は、1日中イスに座りパソコンに向かって同じ姿勢を取っている人が多いので、腰痛に悩まされている人が少なくありません。

まずは、腰痛の原因になる「反り腰」について説明します。反り腰とは腰椎の前弯(腰の反り)が強くなり、お腹が前に突き出た状態のことを言います。お腹の大きい妊婦さんをイメージしてもらうと分かり易いでしょう。

反り腰の原因としては、ハイヒールで歩く時間が長い、デスクワークなどによる姿勢の悪化、運動不足などによる筋肉のバランスの崩れや体重の増加が挙げられます。腹筋が弱いと骨盤は正しい位置を保てずに体と骨盤が前に傾いた状態になる。そのままだとバランスが悪いので、自然にお腹を突き出し、腰を反る姿勢になってしまうのです。

反り腰は腰痛だけでなく、むくみや冷えなども引き起こします。これは、骨盤のゆがみや姿勢の悪さが、血液やリンパの正常な流れを妨げるからです。

反り腰かどうかは、自宅で簡単にセルフチェックすることが出来ます。ここでは2つのやり方を紹介するので、お好きな方法でチェックしてみてください。

1つ目の方法は立ったままチェックする方法です。まず、裸足になります。次に、壁を背にして立ちます。そして、頭、背中、お尻を壁にぴったりと付けます。そして、かかとは壁から5センチくらい離します。その状態で握りこぶしを腰と壁の間に入れてみます。

握りこぶしがするっと簡単に入り、まだ隙間があれば、反り腰の可能性があります。反り腰でない場合は握りこぶしは、腰と壁の間にするっとは入りません。

2つ目の方法は寝ころんだ状態でチェックする方法です。まず、床に仰向けに寝ころびます。頭、背中、お尻、かかとが床についていることを確認します。その状態で手のひらを腰と床の間に入れます。

手のひらがするりと入り、まだ隙間があれば、反り腰の可能性があります。手のひらは入るけれど、あまり隙間がないという場合は反り腰ではありません。

それでは、セルフチェックしてみて、反り腰だった場合にこれを改善する方法を説明していきます。反り腰を改善するには腰の周りの筋肉を柔軟にし、前傾した骨盤を正しい位置に戻す必要があります。これには、ストレッチやヨガが効果的です。

ここでは、イスに座ったままで簡単に出来るストレッチを紹介します。短時間で出来るので、オフィスでの休憩時間など、隙間時間で試してみてください。

まず、イスに深く腰掛け、背筋を伸ばし、両手を胸の前で組みます。そして、頭を動かさないようにして、ゆっくりと口から息を吐き、腹筋に力を入れて、お腹をへこませます。きつめのスカートのファスナーを止める時のようなイメージです。そのままの状態で5秒間キープします。

これを、1日10セットやります。このストレッチが骨盤周りの筋肉を刺激し、前傾した骨盤を正しい位置へ戻していくことで、反り腰の解消につながります。これにより、腰痛やむくみ、冷えといった体の不調が改善されていきます。正しい姿勢を取ることを心がけ、ボディの改善を目指しましょう。

監修者
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