【漢方的視点】秋バテに要注意!2つの臓器が弱りやすい秋の対策とは
教えてくれたウェルネスプロ

SPILA TEA TOKYO 代表
前弥恵さん

漢方カウンセラー 
登録販売者 JSFCA紅茶マイスター

熱い夏が過ぎ去り、過ごしやすい季節になったのに、なんだかだるい、疲れが取れない・・・そんなことはありませんか?
それは「秋バテ」かもしれません。

「秋バテ」は「夏バテ」に似た症状で、体がだるい、やる気が出ない、食欲がない、疲れが取れない、胃がもたれる・・・といった症状が出るのが特徴です。

ではなぜ、秋バテが起こるのでしょうか。
原因としては、夏の間に冷房で体が冷えたり、冷たい物の取りすぎにより自律神経が乱れているのに加えて、秋の朝昼夜の寒暖差や長雨などの低気圧の影響が加わって起きると考えられます。

秋は気候が変動しやすく、猛暑日もあったり、日によっては急な気温低下で体が冷えたりと、気温や湿度、気圧の変動により、体調をコントロールしきれず、秋バテになる人もいます。

それでは「秋バテ」にならないための3つのポイントをお伝えします。

1)腸に栄養補給を!

漢方では、湿度の高い夏と秋の変わり目である9月は、不安になりやすい「心」、悲しくなってしまう「肺」の2つの臓器が弱りやすい時期と考えます。
それぞれ「心」は「小腸」、「肺」は「大腸」と繋がっており、この時期は「腸」のケアが最も重要です。

腸内環境を整えるためには、わかめやごぼう、さつまいもといった食物繊維をたっぷり摂りましょう。
なかなか摂れないという方は、朝食にバナナ習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
バナナをレンジやフライパンなどで皮ごと加熱することで、糖度が上がり、朝からエネルギーがUPする他、腸内環境も整えてくれます。

◆この時期プラスした方が良い生薬

「桂皮(ケイヒ)」
桂皮とはニッケイの樹皮を乾燥したもので、シナモンとしても広く知られております。
スパイシーな香りが特徴で、体の冷えをとり、気血の巡りを良くするので、芳香性健胃薬として多くの胃腸薬にも配合されています。お料理やお菓子、紅茶にコーヒーに入れたりと使い勝手が良い生薬です。

2)睡眠時間を確保してぐっすり眠る

だんだん日照時間も短くなるので、気持ちにゆとりが持てない時もあるかと思います。
夜はできるだけ早めにくつろぎタイムにして、バランスの取れた食事とお風呂でゆっくりと温まり、睡眠時間をしっかり確保しましょう。
快眠アイテムなどを揃えたり、新しいパジャマを新調したりしながら、睡眠タイムを充実させるのもいいですね。

3)こまめな水分補給で乾燥しない体に

夏より気温が下がってきていることで、知らず知らずに水分補給の回数は減っていませんか?
季節は「燥(乾燥)」へと移行しているので、水分補給が不足してくると体が乾燥し、便秘がちになることも。
腸内環境が悪化すると、感情を豊かにするホルモンが作り出せなくなるため、意欲が湧かなかったり、悲しい気持ちになったりします。
少しずつこまめな水分補給を心がけましょう。

夏から秋へと移行する9月。
不調が出る前に前もって対処しておくことで、季節の変わり目を楽に過ごすことができます。
腸を整えて、秋バテ知らずで秋を楽しみましょう。

◆おすすめのお茶

「和漢桃のウーロン茶」

和漢素材が20種類入ったベースティーに桃のウーロン茶をブレンド。
桃の香りが華やかなウーロン茶には、ポリフェノールがたっぷり。若々しさをキープする他、乾燥からあなたを守ってくれます。
ウーロン茶には神経が緊張するのを防ぎ、華やかな桃の香りは身体と心のリラックスをもたらしてくれます。また、体に余分なものを外に出してくれるので、脂っこい料理が好きな方にもオススメです。(※写真はイメージです)
教えてくれたウェルネスプロ

SPILA TEA TOKYO 代表
前弥恵さん

漢方カウンセラー 
登録販売者 JSFCA紅茶マイスター

〈プロフィール〉
自動車ディーラーで秘書業務、教育会社の営業、ビジネスマナー講師を経て、2019年「漢方をもっと美味しく、スタイリッシュに」というコンセプトで和漢茶専門店「SPILA TEA TOKYO」をオープン。

LINEやオンラインで漢方カウンセリングを行いながら、薬に頼らない健康づくりを提案している。

◆オンラインショップ
https://www.spilatea.co.jp/

◆Instagram
https://www.instagram.com/spilateatokyo/

◆LINE
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