【前編】子どもの自尊心を育む、0歳から使える魔法の言葉「またあおうご」
教えてくれたウェルネスプロ

一般社団法人 乳幼児子育てサポート協会
産前産後トータルケアネットワーク

代表 行本充子(ゆくもとみつこ)さん

子どもの自尊心が高くなると、自分にも自分の意見にも自信を持つことができ、多少の挫折を経験しても、立て直すことができます。
逆に自尊心が低いと、自分と違う意見に対して過度に攻撃的になったり、一度の失敗から立ち直れなくなったりしてしまいます。今回はすぐに日常で使える自尊心を育む魔法の言葉「またあおうご」をお伝えします。

自尊心を育む「またあおうご」の「ま」

最初の「ま」は、「まかせるね」です。

実は、赤ちゃんがおもちゃを持って手放すことができたら、お片付けができます。お座りができるようになれば、小さな絵本を本棚に片付けることもできます。歩けるようになったら、保育園に行く前に帽子を自分でかぶるとか、食事のお箸を並べるなど、任せられることは無限大になります。

なぜ「まかせるね」が、子どもの自尊心を育むのかというと…大人でも職場で上司から何から何まで指示されるより、目的を示されやり方などは任せるよ!と言われた方が嬉しいと思います。

何かを任せてもらえたら「自分はできるんだ」「期待されているんだ」と感じることができ、大きな自信となります。
ですので、赤ちゃんやお子さんにも「任せるね」を使うことで自信を持つことができ、自尊心につながっていくのです。

自尊心を育む「またあおうご」の「た」

例えば、夕飯を作っている間、静かに待っててくれた・親がお手洗いに行く間、泣かずに待っててくれた、このように、赤ちゃんが、一見何もしていないように見えるけれど、親が助けられている場面って、日常の中で何回もありませんか?これって、ものすごく助かっていますよね。

その時に「助かるよ」を使っていただきたいのです。

赤ちゃんにとって、待っている時間というのは、極端な言い方をすると「親に無視されている時間」です。
その時間に対して「待っててくれてありがとう。助かったよ」と言ってもらえると「ちゃんと見ててくれたんだ・待ってることを理解してくれていたんだ」と、親の愛情をしっかりと感じることができるので、自尊心が育まれて行きます。

自尊心を育む「またあおうご」の「あ」と「う」

「あ」は、ありがとう。「う」は、嬉しいよ、です。
この二つの言葉の使い方は同じです。無条件のありがとうと嬉しいを、お子さんにたくさん伝えましょう。

無条件とは、

生まれてくれて
今、生きていてくれて
無事に保育園や幼稚園、学校から帰ってきてくれて
元気に、朝起きてくれて
その子なりに、成長してくれて

ということです。

子どもは、誰もがそのままで、既に尊い存在です。勉強ができるから素晴らしい、絵が上手だからカッコいい、運動ができるからステキなのではありません。

あなたが、今そこに生きていることが、素晴らしく素敵なことであること。
あなたが生まれてくれたことが、親にとってとてつもなく大きな人生のプレゼントであったことを、日常で伝えて欲しいのです。

自分が存在することを喜んでくれる人がいること、子どもから見て大切な存在である親が、無条件に愛してくれることが伝わると、自尊心がグングン育まれるのです。

次回は「またあおうご」の「お・ご」について解説しますね。

教えてくれたウェルネスプロ

一般社団法人 乳幼児子育てサポート協会
産前産後トータルケアネットワーク

代表 行本充子(ゆくもとみつこ)さん

〈プロフィール〉
2010年出産 シングルマザーとして子育て中
「虐待するかもしれない」と精神的に追い詰められた、超・孤独な子育ての状況を、素敵なママ友・ベビーマッサージ・発達の先生との出会いのおかげで乗り越えた。
その経験を活かし、自分と似たような思いをしているママたちの役に立ちたい!と、自宅の一室でベビーマッサージ教室を開講。2013年「乳幼児子育てサポート協会」を設立。現在に至るまで、延べ10,000組以上の親子さんと関わり、子育ての相談などを受ける。

◆ホームページ
https://kodomokosodate.com/aboutus
◆blog
https://ameblo.jp/baby-repeat
◆Instagram
https://www.instagram.com/yukumoto_mitsuko/
◆Twitter
https://twitter.com/52mitsuko

ふわっと。編集部のおすすめ記事