【後編】子どもの自尊心をくじく5つのNGワード
教えてくれたウェルネスプロ

一般社団法人 乳幼児子育てサポート協会
産前産後トータルケアネットワーク

代表 行本充子(ゆくもとみつこ)さん

前回に引き続き、子育てのNGワードと代替えの言葉や声がけの方法をお伝えします。ちょっとした伝え方によって子どもの理解度がググッとアップし、親子のイライラが激減します。是非お試しください。

子育てNGワード4「ダメ」

四つ目のNGワードは「ダメ」です。ただし、命の危険や大怪我の危険があるときは「ダメ!」と毅然と伝え、子どもの行動を止めましょう。

普段の生活の中で「ダメ」を使いすぎると、二つの弊害があります。
一つ目は「自分で考え行動することが苦手になる」です。なぜかというと、しょっちゅう「ダメ!」と言っていると、子どもは「自分が考えたことはダメなんだ。考えても無駄だな」と感じてしまうからです。これは0歳の時から同じ。

もう一つの弊害は、最初に書いた命の危険や大怪我の危険があるときに、効かなくなるということです。毎日、毎日ダメダメ言われていると「またか」と感じ、真剣に聞いてくれなくなります。
例えば駐車場で飛び出した時などに「ダメ!」と言い、すぐに止まれるためにも、ダメ!という言葉は、いざという時に使う意識を持つといいでしょう。

その為に、家の中の環境とルールを見直すことも大切です。
家の中で子どもが触ってはいけない物が、その辺に散らばっていないか?触れないところに片付けたり触れない工夫をすれば、ダメと言わずにすみます。

また家の中のルールが厳しすぎると子どもは息苦しくなりますし、親もしょっちゅう怒らなければいけないので疲れてしまいます。この機会に、ご夫婦で家の中のルールを話し合い、少し緩められることがあるか見直してみましょう。環境とルールを見直すだけでも、ダメ!という回数が減るので、親子ともストレスが減りますよ♪

子育てNGワード5「えらいね」

最後のNGワードは「えらいね」です。えらいとは、なんでしょうか?大人の主観でしかありませんよね。
大人の主観で子どもの価値を判断する言葉を多用すると、大人の顔色を伺ったり、大人に褒められるために行動することになってしまいます。
例えば、大人が見ているところではゴミを拾うけど見てなければ放っておく、などです。

「えらいね」と言いたくなったら「ゴミを拾ってくれたんだね。ありがとう」など、その子の行動を言葉にして伝えましょう。子どもは親に見てもらえることで愛情を感じ、安心します。

その子の行動を言葉にするだけで、子どもへ愛情が伝わり愛されているという実感を持てるので、自己肯定感(自尊心)が育まれるのです。過度に誉めるのではなく、行動を言葉にする意識で、声をかけてみてくださいね。

今日お伝えしたNGワードと伝え方、ぜひお試しください!

教えてくれたウェルネスプロ

一般社団法人 乳幼児子育てサポート協会
産前産後トータルケアネットワーク

代表 行本充子(ゆくもとみつこ)さん

〈プロフィール〉
2010年出産 シングルマザーとして子育て中
「虐待するかもしれない」と精神的に追い詰められた、超・孤独な子育ての状況を、素敵なママ友・ベビーマッサージ・発達の先生との出会いのおかげで乗り越えた。
その経験を活かし、自分と似たような思いをしているママたちの役に立ちたい!と、自宅の一室でベビーマッサージ教室を開講。2013年「乳幼児子育てサポート協会」を設立。現在に至るまで、延べ10,000組以上の親子さんと関わり、子育ての相談などを受ける。

◆ホームページ
https://kodomokosodate.com/aboutus
◆blog
https://ameblo.jp/baby-repeat
◆Instagram
https://www.instagram.com/yukumoto_mitsuko/
◆Twitter
https://twitter.com/52mitsuko

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