子どもの習い事費用は年収によって決まる?相場と考え方

子どもの習い事の費用はどのくらいが一般的なのでしょうか。費用の相場は世帯年収によって変わってきます。年収別の相場をご紹介しながら、家計を圧迫しない予算の考え方を解説します。習い事を決める際にぜひ参考にしてください。

習い事の費用は年収だけで決まらない!3つの要因とは

習い事の費用にいくらかけるかは、世帯年収も含めて3つの要因で変わってきます。

  1. 世帯年収
  2. 子どもの年齢
  3. 習い事の内容

それぞれの相場を見ていきましょう。

世帯年収別!子どもの習い事費用相場

文部科学省「令和3年度 子供の学習費調査」によると、習い事の費用相場は次のような内容になります。

世帯年収公立幼稚園公立小学校公立中学校公立高校
400万円未満42,000円79,000円49,000円23,000円
400万円~599万円45,000円94,000円50,000円31,000円
600万円~799万円61,000円120,000円64,000円30,000円
800万円~999万円87,000円156,000円60,000円38,000円
1,000万円~1,199万円99,000円168,000円80,000円42,000円
1,200万円以上226,000円201,000円119,000円41,000円

世帯年収によって費用に違いがあるだけでなく、習い事の数にも違いがあるとわかっています。年収500万円未満の家庭で複数の習い事をしている割合は3%、年収1,000万円以上だと27%※と、年収が多くなるほど複数の習い事をする割合が高くなりました。

※All Aboutによるアンケート調査結果。2020年12月実施。子育て世帯の約300人が回答

年齢別!子どもの習い事費用相場

文部科学省の調査によれば、年齢によっても習い事にかける費用は変わってくることが分かっています。年収600万円未満の家庭での変化を見てみましょう。

公立幼稚園61,000円
公立小学校120,000円
公立中学校64,000円
公立高校30,000円

中学校や高校に進学すると、習い事が減る傾向があります。スポーツ系や芸術系の習い事が部活に移行すると考えられるでしょう。またベネッセの調査によると高校受験を控えた中学3年生、大学受験を控えた高校3年生は費用が増加する傾向があります。塾への費用が増えると考えられるでしょう。

中学1年生18,800円
中学2年生21,500円
中学3年生25,900円
高校1年生14,300円
高校2年生17,600円
高校3年生18,900円

種類別!子どもの習い事費用相場

習い事の内容によって、1ヶ月にかかる費用は異なります。人気がある習い事の費用相場は、以下の通りです。

スポーツ系

野球

2,000円~10,000円

サッカー

6,000円~9,000円

水泳

5,000円~10,000円

バレエ

8,000円~12,000円

学習系

ピアノ

5,000円~10,000円

学習塾

15,000円~60,000円

英会話

6,000円~10,000円

プログラミング

7,000円~14,000円

野球やサッカーといったスポーツ系の習い事は、月謝以外に道具や遠征に費用がかかるのを忘れずにしましょう。学習塾は年齢や内容によって費用が異なります。ほかの習い事も幅がありますので、目安としてご覧ください。

お金かけすぎ?年収に合わせた子どもの習い事予算の決め方

子どもの可能性を広げてあげたいと思うと、ついあれもこれもと習い事を始めたくなるでしょう。しかし、費用をかけ過ぎると家計を圧迫することになります。習い事にかける費用は、手取り月収の5%を目安に考えてみてください。

年収関係なし!子どもの習い事費用を気にせずにできる方法

「習い事をさせてあげたいと思っても、お金に余裕がなくて苦しい…。」そんな時は費用を抑えて習い事をする方法を考えてみましょう。費用を抑える方法には次のようなものがあります。

  • スイミングスクールではなく公営プールの水泳教室に通う
  • 自治体で案内されるワークショップや講座に参加する
  • 英会話や学習塾はオンライン教材を活用して家庭で学習する

月謝が高ければ良い教室とは限りません。費用や内容を吟味してから決めましょう。

年収だけで子どもの習い事費用を決めずに、やりたいことができる選択を!

文部科学省の調査などから、子どもが大学まで進学すると2,000万円以上の教育費がかかることが分かっています。今の年収だけで習い事の費用を決めるのではなく、子どもがやりたいことをやれる環境をつくるために、長期的な計画を立てていきましょう。

監修者

小林暁子

所持資格:保育士、幼稚園教諭

これまで保育園・幼稚園あわせて約20年の保育歴と、3,000人以上の個性豊かな子どもと関わった経験を元に、子育てについて発信しています。

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