【後編】子どもの自尊心を育む、0歳から使える魔法の言葉「またあおうご」
教えてくれたウェルネスプロ

一般社団法人 乳幼児子育てサポート協会
産前産後トータルケアネットワーク

代表 行本充子(ゆくもとみつこ)さん

前回に引き続き、自尊心を育む「またあおうご」について解説をします。

自尊心を育む「またあおうご」の「お」

「お」は「教えて」です。
「教えて」は、お子さんができなかったことができるようになった時に「どうやってやったの♪教えて♡」と使いましょう。

できなかったことができるようになった「過程を見ていた」ということがお子さんに伝わることで、親の愛情を感じることができます。
子どもは親に見てもらえることが、とっても大好き。無視されることが一番悲しいことです。あなたのこと、ちゃんと見てるよ、ということが伝わることが大切なのです。

また、普段はお世話をされてばかりの子どもが、親に教える立場になるので、喜びを感じることができ、自信に繋がります。(大人でも、自分ができることを誰かに教えて!と言われたら嬉しいですよね)

ただし、教えてを使ってはいけない場面があります。
それは子どもが泣いている時に「どうして泣いているの?教えて」という場面。泣くということは、すでに感情が高まっていて冷静に言葉で伝えられない状況です。その時に「なんで?教えて!」と言われても子どもは困ってしまいますし「なんで分かってくれないの?!」とさらに感情的になってしまいます。注意しましょう。

自尊心を育む「またあおうご」の「ご」

「ご」は「ごめんね」です。
親も人間ですから、間違えることもあります。感情だけで怒ってしまったり、子どもとの約束が守れなかった時には、素直に「ごめんね」を伝えましょう。

親が間違いを認め謝る姿を見ることで、子どもは「人間は誰でも間違えることがある」ということ、間違えた時にどうしたらいいか?を学びます。
親が失敗を認めないと、子どもは失敗してはいけないんだと感じ、自分が失敗した時に「失敗する自分はダメなんだ」と感じ自尊心が挫かれてしまいます。

また、親が自分を正当化することを言ってしまうと、子どもも大きくなった時に謝らず、自分を正当化することを言うようになります。親だからというプライドは捨て、間違えたら素直に謝りましょう!

正しさを押し付けず、親が人間らしさを見せると、本当に強い自尊心が持てる

このコラムをお読みくださっている方の中で人の悪口や愚痴を言ったことがない人、一度も嫉妬したことがない人、嘘をついたことがない人はいるでしょうか?失敗したことがない人はいるでしょうか?いないはずです。
白い心でいたいと思っても、誰もが黒さも弱さも持ち合わせているし、挫折や失敗をするのが、人間です。

子どもも失敗するし、時には小さな嘘をつくこともあります。
正論や正しさ、成功の素晴らしさだけを子どもに伝えてしまうと、子どもはちょっとした失敗も許せなくなってしまい、自尊心が挫かれてしまいます。
家庭内では、親も自然体で人間らしくいることが、子どもの自尊心のためにも大切です。
親も子も、飾らぬそのままの存在が素晴らしい!ということを頭の片隅に置いてもらえたら嬉しいです。

教えてくれたウェルネスプロ

一般社団法人 乳幼児子育てサポート協会
産前産後トータルケアネットワーク

代表 行本充子(ゆくもとみつこ)さん

〈プロフィール〉
2010年出産 シングルマザーとして子育て中
「虐待するかもしれない」と精神的に追い詰められた、超・孤独な子育ての状況を、素敵なママ友・ベビーマッサージ・発達の先生との出会いのおかげで乗り越えた。
その経験を活かし、自分と似たような思いをしているママたちの役に立ちたい!と、自宅の一室でベビーマッサージ教室を開講。2013年「乳幼児子育てサポート協会」を設立。現在に至るまで、延べ10,000組以上の親子さんと関わり、子育ての相談などを受ける。

◆ホームページ
https://kodomokosodate.com/aboutus
◆blog
https://ameblo.jp/baby-repeat
◆Instagram
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◆Twitter
https://twitter.com/52mitsuko

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