更年期のうつ気分を楽にしよう!自分でできる対策とは?
教えてくれたウェルネスプロ

NPO法人ちぇぶら代表理事

永田京子さん

40〜50代の更年期、「気持ちの調子がいい時と悪い時の差が激しい」といった経験があるのではないでしょうか。これは「更年期うつ」または「うつ病」かもしれません。このうつうつとした気持ちをケアする自分でできる対策方法を、更年期ケアの専門家である永田京子さんに伺いました。

うつうつとしたときに効果的な2つのツボ!

更年期の心の不調は、女性ホルモンの低下とそれによる自律神経の乱れが大きく影響しています。そこで、気持ちが沈んだり、不安を感じる時など、乱れてしまった自律神経を正常にもどすツボを2つ紹介します。気持ちを落ち着かせてくれるので、ぜひ試してみてください。 

合谷(ごうこく)

手の甲の親指と人さし指の付け根の中央の部分(やや人差し指側)。反対側の親指を合谷に当て、やや人差し指側に向かって気持ちいいと思う程度の圧で5秒×5回程度押してください。揉んでもOK!右左順番に行ってみてください。

神門(しんもん)

手首の横じわ、小指側の根元の部分にできるくぼみの部分。反対の手の親指を当てて5秒×5回程度、痛気持ちいい程度の強さで押しましょう。左手首から右手首の順番で行うと効果的です。

有酸素運動でうつ症状を予防・改善!

軽いうつ症状の改善には有酸素運動がおすすめです。
米国デューク大学の研究によると、うつ病と診断された患者男女156名(50才以上)を対象に、一回30分の有酸素運動を週3回、 16週間実施した結果、 60.4%の人がうつ症状が改善され、うつ病と診断されなくなりました。また9割以上が改善状態を10カ月維持でき、再発率はたったの8%でした。

また、ハーバード大学に在籍したおよそ17,000人 を対象に運動と心の健康レベルを調査したところ、一週間に3時間以上の運動をする人は一週間に1時間以下しか運動しない人よりも、うつになる危険性が27%も低いということがわかりました。
有酸素運動はうつを予防し改善させてくれるのです。ウォーキングや軽いランニング、水泳などがおすすめです。

「まぁ、いっか」の気持ちを持とう!

更年期うつは、女性ホルモンの切り替えに体が慣れて、自律神経が安定すれば落ち着いてきます。更年期のサポート団体を立ち上げた時に、1014名の女性に更年期のアンケート調査を実施したところ「更年期を抜けたら霧が晴れるようにすっきりした!」という声が多くありました。

更年期はいつもと違います。焦らず、いつもよりもスローペースで OK。 立ち止まっても大丈夫!と自分に言い聞かせ、自分の心や体が思い通りにならないときにも「まぁ、いっか」と大きな気持ちで過ごしていきましょう。更年期には必ず終わりがあります。大切な決断は焦らずに体調の良い時にしましょう。

気持ちが沈んでしまう時には、気を付けて!「更年期うつ」と「うつ病」の違い・医療機関のかかり方も参考にしてくださいね。

教えてくれたウェルネスプロ

NPO法人ちぇぶら代表理事
永田京子さん

NPO法人ちぇぶら代表理事 更年期トータルケアインストラクター
1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。
企業や自治体、医療機関などで、延べ3万人以上にプログラムを届けている。
著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。YouTubeの登録者は3.5万人以上。

◇NPO法人ちぇぶら 公式サイト
https://www.chebura.com/

◇YouTube ちぇぶらチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UClAWFz5tll4D9e-Op9FlC_w

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