更年期から太りにくい身体になる!噛むだけダイエット
教えてくれたウェルネスプロ

NPO法人ちぇぶら代表理事

永田京子さん

「ついつい食べすぎてしまう…」「最近、何だか太りやすい…」。そんな方にぜひ知っていただきたい、食欲を抑えて代謝をあげる方法があります。今回は、太らない食べ方のコツを、更年期ケアの専門家である永田京子さんに伺いました。

よく噛むことが太らない身体をつくる!その理由とは

今までと変わらない生活をしているのに、更年期になったら太りやすくなった。
どうして?!
実は、女性ホルモン(エストロゲン)には、脂肪燃焼を促す働きがあります。更年期に女性ホルモンが低下したり、また加齢と共に筋肉量が落ちることで、これまでよりも代謝が下がってしまうんです。

そこで、更年期からは「よく噛んで食べる」ということをぜひ覚えておいてください。なぜなら、よく噛むだけで健康的なダイエットになるからです。

食事を始めて15分ほど経つと脳内で食欲を抑える満腹中枢が刺激され始めます。そのため、ゆっくり噛んで食べることで満腹感が満たされ食べ過ぎを防ぐことができます。

また、身体の脂肪の分解は、交感神経のはたらきによっても行われています。よく噛むことで、交感神経を刺激し脂肪を燃焼しやすくします。この交感神経による脂肪の分解は、皮下脂肪より内臓脂肪に強く働くため、メタボリックシンドロームの予防にも効果的です。

さらに、噛む回数が増えれば増えるほど、内臓への血流が増加し、消化活動が活発になります。すると内臓の基礎代謝が上がります。この内臓代謝による消費エネルギーのことを「食事誘発性熱産生 (DIT)」といいます。これは安静時代謝の10~15%も占めているのです。噛めば噛むほど、消費エネルギーが増え、食べてもやせやすい身体が手に入りますよ!

よく噛む!を実践する5つのコツ

①ひと口の量を減らすこと。口に入れる量と噛む回数は変わりません。ひと口の量を減らして、噛む回数を増やしましょう。

②食事の時間に余裕を持つこと。食事をする時間が少ないと早食いになり、噛む回数も減ってしまいます。落ち着いて食べる時間を確保しましょう。
③噛む回数を1口あたり5回ずつ増やしてみましょう。慣れるまでは、少しずつでOK!!少し意識を向けてよく噛んで食事をしてくださいね。

④食材は大きく、厚めに切ること。よく噛まなければ飲み込めない大きさに切って調理することで、自然に噛む回数が増えていきます。

⑤薄味の調理を心がけましょう。味がうすければ、その食材をよく味わおうとして噛む回数が増加します。味付けのひと工夫もおすすめです。

食べ方の工夫で習慣化!

よく噛まなくちゃ!と頭ではわかっていても、忙しい日々でうっかり忘れてしまいがち。そんなときは、心がけではなく、食べ方の工夫でムリなく習慣にしていきましょう。

方法は、ひと口食べたらお箸をテーブルの上に一旦置く。これだけです。
もぐもぐ噛んで飲み込んだ後、またひと口食べて、お箸を置きます。

少し面倒ですが、こうすれば一気にご飯をかき込むことを防げたり、ゆっくりしっかり噛んで食べられるので消化吸収がよくなります。食事に時間がかかる分、満腹中枢もほどよいところで働いてくれ、食べ過ぎも防げますよ。

早食いのくせがついているという方は、ぜひ試してみてください。
よく噛むことが習慣化したときには、食べても痩せやすい身体になっているはずです。

教えてくれたウェルネスプロ

NPO法人ちぇぶら代表理事
永田京子さん

NPO法人ちぇぶら代表理事 更年期トータルケアインストラクター
1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。
企業や自治体、医療機関などで、延べ3万人以上にプログラムを届けている。
著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。YouTubeの登録者は3.5万人以上。

◇NPO法人ちぇぶら 公式サイト
https://www.chebura.com/

◇YouTube ちぇぶらチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UClAWFz5tll4D9e-Op9FlC_w

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