更年期から急激に「老け顔」になってしまう3つの原因
教えてくれたウェルネスプロ

NPO法人ちぇぶら代表理事

永田京子さん

「なんだか顔のハリがなくなった…」「目がくぼんで見えるようになった…」もしかしたらその顔の変化、筋肉や骨量が関係しているかもしれません。

今回は、更年期からの顔が変化する原因について、更年期ケアの専門家である永田京子さんに伺いました。

更年期から顔が変わる3つの原因

・エストロゲンの低下

女性ホルモンのエストロゲンには、肌のコラーゲンの合成を促進するはたらきがあります。
女性の場合、閉経の前後5年ずつを合わせた10年間の期間を更年期といい、この時期は卵巣機能の低下からエストロゲンの分泌量が急激に低下してしまいます。

そのため、更年期からは肌の弾力やハリ、保湿力が失われやすく、頬が下がって見えたり、ファンデーションがシワにたまるといった肌の乾燥やシワの悩みも出やすくなる時です。

・骨量の低下

また最近注目されている顔のたるみの原因としては、骨量の低下が考えられます。 そう、顔のシワは 皮膚だけの問題ではないんです。骨量が低下して顔の骨密度が下がると顔の形が変わってきます。変化が分かりやすい所で言えば、おでこ、ほっぺ、こめかみあたり。

もしも、昔の写真と比べて、頬やおでこのでっぱりが減っているように見えたり、こめかみの凹みが目立ってきていたら要注意です。

2012年に発表されたショー・RB・ジュニア医師らによる論文(※1)では、顔の骨は体の骨(腰椎)よりも若いうちからやせていくことがわかっています。変化に気がついたら早めのケアが大切です。こちらの記事のうち「顔の骨密度を上げるコツ」をぜひお試しください。

参考(※1):Aesthet Surg J. 2012 Nov;32(8):937-42.:Facial bone density: effects of aging and impact on facial rejuvenation /
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23012659/

・筋肉量の低下

たとえば、運動不足でお尻の筋肉が減るとお尻が垂れ下がってしまいますよね。実は、顔も一緒です。​​

顔の筋肉をあまり動かさずに生活をしていると、顔の筋力が低下して肌の弾力やハリも失われてしまうばかりか、血流が悪くなりシミやシワの加速にもつながります。日頃から口をあけて喋る、楽しいときには笑う、食事をよく噛んで食べるというように、積極的に表情筋を鍛えてみてください。

足腰の筋肉を何歳からでも鍛えることができるのと同じで、顔の筋肉を鍛えればたるみの改善につながります。

更年期からの急な「老け顔」を防ぐために大切なこと

更年期からの顔の変化を予防・改善するために最も大切なことは、「もう歳だから手遅れ…」などとあきらめないことです。
運動・食事・睡眠といった毎日の生活習慣の工夫や日常生活のちょっとしたアイデアで予防・改善することができます。
具体的なケア方法はこちらにまとめていますので、更年期からの急な「老け顔」の変化は積極的に防いで快適に過ごしていきましょう!

教えてくれたウェルネスプロ

NPO法人ちぇぶら代表理事
永田京子さん

NPO法人ちぇぶら代表理事 更年期トータルケアインストラクター
1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。
企業や自治体、医療機関などで、延べ3万人以上にプログラムを届けている。
著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。YouTubeの登録者は3.5万人以上。

◇NPO法人ちぇぶら 公式サイト
https://www.chebura.com/

◇YouTube ちぇぶらチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UClAWFz5tll4D9e-Op9FlC_w

ふわっと。編集部のおすすめ記事