更年期のホットフラッシュ!汗を止める必殺ツボ押しケア
教えてくれたウェルネスプロ

NPO法人ちぇぶら代表理事

永田京子さん

突然体がカーっと熱くなって汗が流れる…更年期の代表的な症状「ホットフラッシュ」は、いつどこで起こるかわかりません。少しでも早く汗を止めたいと思ったときに、汗を止める対処法を知っておくと安心です。今回は、突然の汗を止める作用のあるツボについて、更年期ケアの専門家である永田京子さんに伺いました。

急なホットフラッシュへの対策を知って心の余裕を

「体が突然カーッと熱くなる」「急に大量の汗をかく」「汗でTシャツがびしょ濡れになる」といった症状が、突然現れるホットフラッシュ。
数分間でおさまる事が多いのですが、いつどこで起こるかもわからないうえ、汗をたくさんかいていることが人からも見てわかるので、恥ずかしい思いをしているという人も少なくありません。

「更年期だから仕方がない」とあきらめてしまっては、更年期が終わるまで日々ヒヤヒヤしながら過ごすことに。自分でも汗を止められる方法があることを知っておくと、少しは心に余裕が生まれるものです。

体を冷やすグッズを持ち歩くいうのもひとつの方法ですが、それも持ち合わせていないときのためにぜひ知っておきたいのが、汗を抑える「ツボ」です。

上半身の汗を抑えるツボは2種類ある

顔や上半身に出る汗を止めるのに効果的なツボは、2種類あります。

・屋翳(おくえい)

1つ目は「屋翳(おくえい)」。
バストトップと鎖骨を結んだ中間地点、左右に2つあります。このツボを指2本でグーッと2分程度押します。「痛気持ちいいな」と感じるぐらいの強さで押しましょう。

・大包(だいほう)

もうひとつが「大包(だいほう)」。
みぞおちの真横、脇から真下に降りたところ、左右にあります。2分程度グーッと痛気持ちいい位の強さで押しましょう。

屋翳(おくえい)と大包(だいほう)をこっそり同時に押す方法

実はこの2つのツボは周りからはわからないように押すことができます。腕を組むふりをして、中指で大包を、親指で屋翳を同時に押します。左手で右側のツボ2つ、右手で左側のツボ2つを同時に押す形になります。

この方法を知っていると、「ホットフラッシュがきた!」と思ったら、オフィスでも、電車の中でも、すぐに押して症状を和らげることができるので、覚えておくことをおすすめします。

汗を抑えるツボ押しはいざというときに

メイクが汗で流れ落ちると困る舞妓さんや舞台俳優さんには、この屋翳と大包を抑える状態に帯などを巻いて、顔や脇の汗を抑えている人もいるとか。

ただ、これらのツボは、ホットフラッシュが起こったらいつでもすぐに押すのはおすすめできません。

「半側発汗」と言い、人間の体にはどこかを圧迫して汗を抑えると、その反対側にあたる部分から汗が出てくる仕組みがあります。このツボを押すと顔や脇の汗はおさまりますが、ほかの部分にもっと汗をかくことがあるのです。

そのため、ここぞと言うとき、例えば仕事中に今は顔に絶対汗をかきたくないといったシチュエーションや、今メイクが流れると困るといった時に、押すようにしてくださいね。

教えてくれたウェルネスプロ

NPO法人ちぇぶら代表理事
永田京子さん

NPO法人ちぇぶら代表理事 更年期トータルケアインストラクター
1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。
企業や自治体、医療機関などで、延べ3万人以上にプログラムを届けている。
著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。YouTubeの登録者は3.5万人以上。

◇NPO法人ちぇぶら 公式サイト
https://www.chebura.com/

◇YouTube ちぇぶらチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UClAWFz5tll4D9e-Op9FlC_w

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