【プレ更年期】2つの特徴と原因・よくある症状
教えてくれたウェルネスプロ

NPO法人ちぇぶら代表理事

永田京子さん

更年期にはまだ早いのにこのごろ疲れがとれない、夜中にぐっすり眠れない…そんな「なんとなく不調」を感じることはありませんか?もしかしたら、プレ更年期かもしれません。そこで今回は「プレ更年期」の時期や、不調が起こる理由について更年期ケアの専門家である永田京子さんに伺いました。

プレ更年期はいつのこと?

日本人の閉経の平均の年齢はおおよそ50歳です。もちろん個人差はありますが、50歳で閉経する場合、その前後5年ずつを合わせた45〜55歳の期間を「更年期」といいます。
「プレ更年期」はその前段階の時期のことで、年齢でいうと30代後半~40代半ばを指します。卵巣機能の低下によって、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量がゆっくりと低下していくため、人によっては、心や体の変化や、これまでとは違うさまざまな不調を感じることがあります。

特徴は月経周期の乱れと心や体のプチ不調

わかりやすい特徴を2つあげると、1つ目は月経周期の乱れです。

個人差はあるものの、多くの方で月経周期がこれまでよりも短くなります。たとえば、いつもなら28日周期で月経がくるという方が、26日しか経っていないのに来たという具合です。
更年期に突入すると、短くなった月経周期が今後は逆に長くなり、35日、2ヶ月おき、3ヶ月おきというようになることが多いです。また、経血量が多かったり、少なかったりとムラがでてくることもあります。

2つ目は、心や体のプチ不調を感じやすくなるというものです。次にあるような「なんとなく、いつもの私じゃないみたい」という心や体の変化を感じていませんか?

  • 眠りが浅い
  • 疲れがとれない
  • 集中力が続かない
  • 便秘や下痢になりやすい
  • 冷える
  • 肩こりや腰痛に悩まされる
  • 気分の落ち込み
  • 肌のハリが失われるなど。

プレ更年期に不調が起こる理由について

プレ更年期には、どうしてこのように心身に影響がでるのでしょうか。
女性ホルモンには、肌のハリや髪のツヤなどの美容を守り、血管や脳や骨といった健康を守るなど、さまざまな働きがあります。
プレ更年期には、卵巣機能の低下により女性ホルモンの分泌量がゆっくりと低下しますが、ホルモンの変動の影響をうけると自律神経が乱れやすくなるのです。
更年期ほど女性ホルモンがダイナミックに変化するわけではありませんが、徐々に変化する女性ホルモンと自律神経の乱れ、この2つの影響を受けるため、プレ更年期に心身が不安定になりやすくなります。

しかし、生活習慣を整えたり、対策ケアに取り組むことで快適な心と体を取り戻すことができます。プレ更年期だから仕方ないとあきらめるのではなく、変化に気がついたらこちらの記事にある対策ケア方法を参考に、積極的に体を整えていきましょう。このときに身につけた自分をケアする方法は、これから来る更年期を快適に乗り越えるためにも役立つはずです。

教えてくれたウェルネスプロ

NPO法人ちぇぶら代表理事
永田京子さん

NPO法人ちぇぶら代表理事 更年期トータルケアインストラクター
1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。
企業や自治体、医療機関などで、延べ3万人以上にプログラムを届けている。
著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。YouTubeの登録者は3.5万人以上。

◇NPO法人ちぇぶら 公式サイト
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◇YouTube ちぇぶらチャンネル
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