プレ更年期の不調を整える。対策ケア5つ!
教えてくれたウェルネスプロ

NPO法人ちぇぶら代表理事

永田京子さん

30代半ばごろから40代前半といえば、眠りが浅い、疲れがとれない…。なんとなく不調を感じることが増える「プレ更年期」と呼ばれる時期です。

前回は、不調が起こる原因と特徴について取り上げました。今回は、「プレ更年期」の心と体を整える対策ケアについて、更年期ケアの専門家である永田京子さんに伺いました。

プレ更年期は心と体と向き合うチャンス

プレ更年期には、卵巣機能の低下から女性ホルモン(エストロゲン)がゆっくりと低下しはじめ、心身に不調が起こりやすくなります。これからくる本格的な更年期を自分なりに少しでも快適に過ごすためにも、心や体の「プチ不調」を感じ始めたら、それを放っておくのではなく積極的にケアする習慣をつけましょう!

プレ更年期の不調を整える5つの対策ケア!

1)自分の体について知る

まずは知ること。自分の体のこと学んでいますか?女性ホルモンの変化や、プレ更年期や更年期の正しい情報と対策を今から知っておきましょう。
知識があるだけでも、不安や焦りが軽減されて、心の不調が軽くなります。また、知っていればいざというときに適切な対策ケアに取り組むことができます。

2)運動習慣を持つ

女性ホルモン(エストロゲン)が低下すると、自律神経が乱れて心身に不調が起こります。ウォーキングや軽い体操などの運動は自律神経を整え、不調を緩和させることが様々な研究で認められています。早くから運動習慣を持つことで、筋力の維持・増進、生活習慣病の予防にもつながりますから、プレ更年期の快適さだけでなく、将来の健康づくりにも役立ちます。

3)冷えから体を守る

「冷え」を放っていませんか?「冷え症」は、若くても卵巣機能を低下させると考えられており、ホルモンバランスの乱れから心身の不調や、月経痛や月経不順をひき起こします。運動をして血流をよくする、レッグウォーマーなど体を保温するアイテムを使う、根菜類や生姜など体を温める食材を食べるなど、生活を工夫して冷えを予防・改善しましょう!

4)リラックスできる方法を探す

しっかり休めていますか?睡眠はとれていますか?
オンとオフを上手に切り替えるためにも、自分がリラックスできる方法を用意しておきましょう。ストレッチをする、好きなアロマの匂いをかぐ、心が落ちつく音楽をかける、気の合う友人と話すなど。この時に身につけたセルフメンテナンス方法は、更年期になっても使えるはずです。

5)趣味や楽しみ・生きがいを持つ

生きがいを持っている女性は更年期症状が軽いという調査結果があります(*1)。プレ更年期も同じで、趣味や楽しみ、生きがいを持つことは健康的に過ごすための大きな支えになります。気晴らしになることをすれば、様々な日常のストレスから意識をそらせることができ、心を守ることにつながります。旅行、習い事、カフェ巡り、映画鑑賞…、プレ更年期の今から、生きがいに自覚的になって人生を楽しみましょう!

(*1):更年期女性の更年期症状(SMI得点)と心理社会的要因との関連 : 生きがい感, 夫婦関係, Health Locus of Control に着目して

教えてくれたウェルネスプロ

NPO法人ちぇぶら代表理事
永田京子さん

NPO法人ちぇぶら代表理事 更年期トータルケアインストラクター
1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。
企業や自治体、医療機関などで、延べ3万人以上にプログラムを届けている。
著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。YouTubeの登録者は3.5万人以上。

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