頭をスッキリさせる!プレ更年期からの「脳疲労」3つの対策
教えてくれたウェルネスプロ

NPO法人ちぇぶら代表理事

永田京子さん

集中力が続かない、休んでも疲れがとれない…。そのように感じることはありませんか?前回の記事では、プレ更年期からの脳疲労の原因をご紹介しました。今回は、今すぐできる「脳」を上手に休める方法について、更年期ケアの専門家の永田京子さんに伺いました。

プレ更年期からの脳は疲れやすい

30代半ばから40代半ばにかけてのプレ更年期は、卵巣機能が徐々に低下することから女性ホルモンのバランスが乱れやすいとき。脳のはたらきを保つ役割もある女性ホルモンが乱れると、記憶力や脳の機能にも影響します。
また、忙しい毎日でマルチタスクが増えたり、脳の休息の時間が上手にとれなければ、脳がオーバーワーク状態となり「疲れが取れない」「やるべきことに集中できない」などの脳疲労を感じやすくなります。
そこで今回は、上手に脳を休ませる3つのアイデアをご紹介します。

目を閉じて脳を休める

人間の五感が脳へもたらす情報量は、視覚が83%、聴覚が11%、嗅覚が3.5%、触覚が1.5%、味覚が1%*。

これを見ればわかる通り、視覚がダントツで脳に情報をもたらします。人は目を開けているだけで様々な情報をキャッチしますから、脳はその分はたらく必要があります。しかし、逆に考えれば、視覚をシャットアウトすれば脳に伝わる情報量を大きく減らせます。目を閉じるだけで、脳の休息が期待できるというわけです。

特にスマートフォンやパソコンを眺める時間が長い方は、休憩中は意識して目を閉じるだけでも、頭がスッキリしますよ。

*出典:教育機器編集委員会 委員長石川淳二編 : 「産業 教育機器システム便覧」,第1版,日科技連出版社, 4,1972.

緑がある公園をウォーキングする

緑がある公園など自然のなかを歩くことで、注意がほどよく散乱し、脳がリラックスモードになります。ある研究*では、自然の並木道を歩いた人は、人通りの多い通りを歩いた人よりも、注意力と記憶力のテストで優れた成績を収めました。

同じウォーキングでも、人混みや車などがある通りの場合は、それらにぶつかることを避けるために、私たちは脳を緊張させて警戒します。一方で、公園を歩けばそのような心配がないため、脳がリラックスして休息が得やすくなるようです。

また、ウォーキングをすることで脳への血流がよくなり、頭がスッキリして認知機能の改善につながったり、脳がリフレッシュする効果も期待できます。

*参考:The urban brain: analysing outdoor physical activity with mobile EEG

デジタルから意識して離れる時間をつくる

休みの日にゴロンとしながらSNSをチェックしたり、メールやアプリからの通知がなるたびにスマホをチェックするなど、常に何かしらの情報を見ていませんか?

実は、デジタルからの脳への刺激は非常に強く、脳を疲れさせます。本人は体を休めているつもりでも、脳はフル回転!情報処理に追われています。脳を上手に休めるコツはデジタルから意識して離れる時間をつくること。

使わない時にはスマホは別の部屋に置く、メールやアプリからの通知はオフにする、寝る時に布団にスマホを持ち込まないなど、工夫をしてみてください。
デジタルに自らが管理されるのではなく、デジタルを自らが使う気持ちで、情報に向き合って、脳疲労を予防していきましょう!

教えてくれたウェルネスプロ

NPO法人ちぇぶら代表理事
永田京子さん

NPO法人ちぇぶら代表理事 更年期トータルケアインストラクター
1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。
企業や自治体、医療機関などで、延べ3万人以上にプログラムを届けている。
著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。YouTubeの登録者は3.5万人以上。

◇NPO法人ちぇぶら 公式サイト
https://www.chebura.com/

◇YouTube ちぇぶらチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UClAWFz5tll4D9e-Op9FlC_w

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