【プレ更年期の頭痛】月経前・更年期に注意!ホルモン変化で起こる片頭痛の対策ケア
教えてくれたウェルネスプロ

NPO法人ちぇぶら代表理事

永田京子さん

頭の片側が、脈拍に合わせてズキンズキンと痛む「片頭痛」。ホルモン頭痛とも言われる片頭痛は、月経前や更年期などに起こる女性ホルモンの変動が原因となって引き起こされやすいことがわかっています。このつらい片頭痛を少しでも和らげるために、痛みが強まる行動や対策ケアを知っておくことが大切です。今回は、片頭痛の対策ケアについて、更年期ケアの専門家である永田京子さんに伺いました。

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血行をよくすると痛みが強まる

脈拍に合わせてズキンズキンと痛む片頭痛は、吐き気などそのほかの症状をともなうこともあり、たいへんつらいものです。女性ホルモンの変動によって起こりやすく、月経前、出産後、更年期に多くなります。

片頭痛は痛みがあるときに血行がよくなると、強くなってしまいます。

  • お酒を飲む
  • 運動をする
  • 入浴して体を温める
  • 痛みのあるところをマッサージする

などの行為は、痛みを悪化させる原因となります。

また、生活習慣やストレスも片頭痛の引き金になります。

  • 睡眠不足が続いている
  • 不安な気持ちが強い

といった状態は、片頭痛を引き起こしやすくなることもわかっています。

安静が基本。マッサージはNG

片頭痛を和らげるには、次の4つが基本になります。

  • 痛みがあるときは安静にする(運動しない)
  • アルコール摂取を控える
  • 普段から睡眠をしっかりとる
  • マッサージは厳禁

つい痛みのあるこめかみをマッサージしたくなりますが、血流がよくなって痛みを強める可能性があります。

片頭痛があるときは、首の後ろを冷やすことも効果的です。冷やすことによって血管が収縮し、拍動も収まってきます。片頭痛があるときは、首の後ろを冷やしながら安静にするとよいでしょう。

知っておきたい 片頭痛を和らげる足のツボ

片頭痛を和らげるツボもありますので、ぜひ覚えておきましょう。

「足臨泣(あしりんきゅう)」というツボで、足の甲にあります。

足臨泣の位置は、足の小指と薬指からつながる骨と骨の間にあります。この2本の骨をたどっていくと、V字に交差する部分にぶつかります。その手前にあるのが、足臨泣です。

片頭痛を感じたら、足臨泣を真上から5秒間押しましょう。“痛気持ちいい”と感じる程度の強さで、何回か押してみてください。

女性ホルモンの変動が大きい月経前、出産後、更年期は、どうしても片頭痛が起こりやすくなります。自己判断で頭痛を押さえる痛み止めを飲み続けると、その薬が頭痛をさらに引き起こすこともあります。辛い片頭痛を繰り返す場合は、頭痛外来などの医療機関を受診するのも一つの方法です。

こちらの記事でも紹介したとおり、更年期が終わると片頭痛に悩まされなくなる人が多くいます。少し先のことだと感じるかもしれませんが、まずは片頭痛の対策ケアを知って、うまく症状を和らげながら過ごしていきましょう。

教えてくれたウェルネスプロ

NPO法人ちぇぶら代表理事
永田京子さん

NPO法人ちぇぶら代表理事 更年期トータルケアインストラクター
1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。
企業や自治体、医療機関などで、延べ3万人以上にプログラムを届けている。
著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。YouTubeの登録者は3.5万人以上。

◇NPO法人ちぇぶら 公式サイト
https://www.chebura.com/

◇YouTube ちぇぶらチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UClAWFz5tll4D9e-Op9FlC_w

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