元気の秘訣は質の良い睡眠と休養

70代でサッカーをする人の42.8%が元気

株式会社ベネクスは5月6日、日本全国10万人を対象に行われた「ココロの体力測定 2021」の調査結果から、月1回以上サッカーもしくはフットサルをする人の疲労と休養状況について分析した結果、『70代でサッカー(もしくはフットサル)をする人の42.8%が元気な人』であると発表した。

どの年代も慢性的に疲れている?!

今回、同調査結果から直近1年間にサッカーもしくはフットサルを行ったという回答者を抽出し、年代別に疲労と休養状況について分析した。

行動頻度を年代別にみると、20代が最も多く、年1回以上サッカーもしくはフットサルをすると答えた人が21.6%おり、月1回以上と回答した人も15.8%いた。一方で、40代になると年1回以上という回答でも8.8%と激減し、70代で月1回以上と回答したのは1.3%だった。

しかし、サッカーもしくはフットサルを月に1回以上行っていると回答した人を「疲労状態別」にみると、70代では42.8%が元気だと回答しているのに対し、20代で元気だと回答した人は13.1%と大幅に減っている。また、50代より若い世代はどの年代においても慢性的に疲れていると回答した人が半数を占めた(冒頭のグラフを参照)。

元気だから運動できるのか、運動するから元気なのか…。鶏と卵のような話ではあるが、コロナ禍において、運動の質と量が共に不足している状況を勘案すると、運動する前に元気でないと運動する気力もわかないという状況が見てとれる。

アスリートがすすめるパフォーマンスを維持し続けるための“攻めの睡眠”

コロナ禍において、ライフスタイルに大きな変化を強いられ、ストレスが多様化している昨今では、睡眠の悩みが増えているという。

同社は、3月18日の「春の睡眠の日」に、現役プロサッカー選手、サッカー日本代表フィジカルコーチ、休養学専門家によるオンライン対談を開催した。

スピーカーとして、はやぶさイレブン永井雄一郎監督兼選手、永里源気選手、水野晃樹選手、日本代表のフィジカルコーチを務める大塚慶輔氏、休養学専門家の片野秀樹氏が登壇し、パフォーマンスを向上させるための“攻めの睡眠”について対談したという。

永井選手兼監督は40代、水野選手と永里選手は30代半ば。結果を出しつつコンディションを維持していかなければならない中で3選手が声をそろえて語ったのは「休養」の必要性だ。どの選手も仮眠や睡眠時間を確保することや生活のパターンを見直す努力を続けているという。

また、休養学専門家の片野氏は、「運動に限らず何かの活動の後には必ず疲労が起こる」と指摘し、その疲労から回復するために必要なのが休養であり、しっかりと活力を蓄えられたかどうかが重要になると訴えた。

ここでいう活力とは、肉体的なエネルギーのみならず、精神的な疲労の回復も含まれるという。

活力を蓄えられずに次の活動を始めてしまうと、いわゆるオーバートレーニング症候群や燃え尽き症候群と呼ばれる状況になってしまい、パフォーマンスが上がらないどころか、負のスパイラルに陥ってしまう危険性があるのだ。

片野氏は、ただ休むのではなく、効率よく活力を蓄えることが重要と語り、休養の質を高める必要性を訴えた。

「スポーツ・サステナビリティ白書」とは

「スポーツ・サステナビリティ白書」は、一般社団法人日本リカバリー協会が毎年実施している健康意識調査「ココロの体力測定」をもとにスポーツと健康についてまとめた報告書だ。

「ココロの体力測定」は、日本全国の20歳から79歳の男女10万人(男女各5万人)にインターネット経由で実施されるアンケート調査で、今回の分析対象となったのは、2021年11月15日から12月20日に行われたもの。

同白書はスポーツと健康増進に焦点を当ている。

単純に年代や性別での区分だけでなく、個人のスポーツ実施頻度や観戦・応援頻度に応じて分類し、健康づくりに関する意識について調査しており、スポーツの種類別に行動パターンなどを解析している。

スポーツなどの動的活動に絡めて、休養や疲労回復のための解決方法、健康のための投資などの静的活動についてもまとめていることが特徴だ。

エリア別の集計は、地方自治体やサッカーJリーグのような地元密着型のスポーツチームのマーケティングデータとして活用されている。

(画像はプレスリリースより)

株式会社ベネクス プレスリリース
https://www.venex-j.co.jp/info/

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